開催地からのご挨拶

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千葉市消防局
局長 石塚 正徳

平成29年11月21日(火)・22日(水)の2日間、幕張メッセ(国際会議場及び国際展示場・展示ホール8)において、一般財団法人救急振興財団との共催により「第26回全国救急隊員シンポジウム」を開催するにあたり、一言ごあいさつ申し上げます。

千葉市は、平成4年に全国12番目の政令指定都市へ移行し、現在97万人の人口を有し、東京湾に面する水辺と市全体の約半分が豊かな緑に囲まれている恵まれた自然環境が特徴であります。

東京湾の水辺では製鉄工場をはじめとする工場群のほかに、日本一の総延長を誇る人工海浜があり、工場夜景クルーズや人工海浜であるアーバンビーチでの各種マリンスポーツも盛んであります。

今回の会場である幕張メッセが立地する地区は、幕張新都心として開発が進められ、多種業務機能が集積した首都機能の一翼を担う国際情報都市として発展を続けており、さらに本市は国家戦略特区として、ドローンによる宅配事業をはじめとする様々な取り組みを提案しているところであります。

その一方では、緑豊かな地域性を活かし、自然の恵みである農産物や海に囲まれた千葉県ならではの海産物も豊富であり、山の幸、海の幸が盛りだくさんの街でもあります。

さらに、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックでは、幕張メッセにおいて、レスリングをはじめとするオリンピック3競技、車いすフェンシングをはじめとするパラリンピック4競技が開催される予定であり、競技会場都市として準備を進めております。

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千葉市開催の全国救急隊員シンポジウムは、平成7年度の第4回大会以来22年振りとなりますが、当時に比べると「救急救命士の処置範囲拡大」、「ICT機器の導入」、「指導救命士制度」など、救急業務の高度化は急速に進展を遂げる一方、少子高齢化が急速に進み、全国的に救急出動の大幅な増加から、救急頻回利用者や高齢者福祉施設からの救急要請、緊急性の低い転院搬送など、救急需要対策という新たな課題が提唱され、今後の諸課題解決に向け「救急業務のあり方に関する検討会」や「日本臨床救急医学会」などで議論・検討が行われている中、一部の地域では「救急安心センター事業」、「救急頻回利用者対策」、「高齢者福祉施設や在宅医療患者に対する地域包括ケア制度」、「転院搬送専用救急隊の導入」など、先進的な施策、取り組みなども散見されています。

そこで、今回のシンポジウムでは、“「救命のレガシーを次世代に!」~「海辺のまち千葉」から発展へと導く~”をメインテーマに掲げ、救急業務における最新のトピックスはもちろんのこと、近年の救急業務の諸課題や、先進的な施策、取り組みなどの紹介、次世代に継承すべき救命のレガシー(遺産)についてなど、多彩なプログラムをご用意いたしました。

先人が四半世紀の歴史から築き上げた「現代の救急業務」や「救命の熱き想い(救命のレガシー)」を次世代に継承できるよう、全国各地から集結されます皆様の知識や技術を集積し、この千葉から全国に向けて、更なる救急業務の発展へと導く役割を担いたいと考えております。

開催にあたり、各関係機関をはじめ、多くの皆様のご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、ご参加いただく皆様に、十分ご満足いただけるよう準備を進めてまいる所存であります。

水辺と緑豊かな自然に恵まれた国際情報都市、千葉市にぜひお越しいただき、海辺の景色、山海の珍味とともに有意義な時をお過ごしいただければと思います。

千葉市消防局職員一同、心よりお待ちしております。

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